ファーストクラスのランチやディナー(Lunch and Dinner)でサービスされるパンは、料理と共に始まり、デザートの前に終わると考えてください。
あくまで脇役のパンですが、舌に残る料理の味を取り去り、新たにワインや料理の味が賞味できるようにするという大切な役割を持っています。
朝食と異なり、昼食・夕食用のパンの種類は比較的少ないですが、代表的なものを紹介します。(朝食でサービスされるパン類については朝食のページで別にご紹介します。)
ハードロール (Hard Roll) | 皮の硬いもの。フランスパンがその代表。良質の小麦粉から作るため、香ばしく、カリっとした歯ざわりで、中身は柔らかく、ワインや料理に良く合います。1人前用のものをプチパン(Petit Pain)といいます。 ヴィエナ・ブレッド(Vienna Bread)は丸型の皮の硬いもの。皮にポピーシード(けしの実、Poppy Sead)がついたものもあります。ゴマの実をつけたものもあります。 |
ソフトロール(Soft Roll) | Dinner Roll Butter Roll とも呼ばれ、表面がキツネ色、楕円形で光沢のある柔らかいパン。 |
ライロール(Rye Roll) | ライ麦と小麦粉から作ります。ライ麦の配合の具合で、色が変わります。ランチとディナー用には薄茶色のものが多い。キャラウェイシード(ヒメウイキョウの実、Caraway seeds)が入ったものもある。 |
グリッシー二(Grissini) Bread stick(英) |
イタリア特産の細長い棒状のパン。硬くぱりぱりしていて、ゴマをつけたものもある。 |
その他 | レーズンブレッド(Raisins bread)、食パン(Sliced white bread)、マッツォー(matzos)などがある。マッツォーはユダヤ人が好む薄いクラッカーのようなパン。 これらのパンはすべて温めてサービスする。 |
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