大気の構造 (高度) |
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熱圏 (Thermosphere) (80km-800km) |
中間圏 (Mesosphere) (50km-80km) |
成層圏 (Stratosphere) (11km-50km) |
対流圏 (Troposphere) (0km-11km) |
飛行機は大気圏のどこを飛んでいるかご存知ですか?「高度と距離の換算表」のページでもふれましたが、国際線の長距離旅客機の高度は3万7000フィート(約1万1300メートル)、つまり右の表では対流圏とその上の成層圏の境目の11キロメートルあたりを飛んでいるんですね。地球の大気圏には、地球の引力や空気の抵抗力があります。そのため成層圏を飛ぶ飛行機には「動力」が必要です。エンジンによって浮力をつけ、推進力を持たせなければ、落ちてしまうわけです。
こうした大気圏の外は外気圏といいます。
人工衛星などは、この大気圏を飛び出す脱出の力が必要なだけで、いったん大気圏の外の外気圏に出れば、もう飛行機のような動力は必要ないのです。宇宙という真空の中で真っすぐ「永遠に」飛び続けるのです。
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